【建設部門】
新枯渕発電所が完成

新枯渕発電所は、大聖寺川総合開発事業の一環として建設された九谷ダムの直下において、最大毎秒8トンの水と54.7mの落差を利用して最大出力3,600kWを発電するダム式発電所です。

【建設部門】
大聖寺川総合開発事業
九谷ダムが完成

九谷ダムは、この大聖寺川上流の加賀市山中温泉枯渕町先に多目的ダムとして建設したものであり、ダムの完成により我谷ダムと連携し大聖寺川沿川の加賀市及び山中温泉と洪水被害から
守るとともに安定した水源の確保が可能となりました。

【トピックス】
「おかえりなさい しらさぎ号」歓迎式典

「おかえりなさい しらさぎ号」歓迎式典が平成17年8月14日、道の駅 山中温泉ゆけむり健康村で行われました。

【建設部門】
多目的スポーツ広場
山中球場が完成

山中町におけるスポーツ振興の拠点施設として整備された「山中球場」では、野球をはじめ各種スポーツ、レクリエーション等多目的に利用することができます。

【トピックス】
九谷ダム 越流試験

今年6月の運用開始を前に、試験湛水が行われている山中町の九谷ダムで3月11日、満水状態から水をあふれさせる越流試験が行われ、幅220m、落差約60mの巨大な滝が出現しました。

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「おかえりなさい しらさぎ号」歓迎式典 平成17年8月23日

 

「おかえりなさい しらさぎ号」歓迎式典が平成17年8月14日、道の駅 山中温泉ゆけむり健康村で行われました。

 「しらさぎ」は昭和38年の製造で、日本初のアルミ車体の電車です。旧北陸鉄道加南線の山中温泉〜大聖寺駅間を運行し、当時はロマンスカーとして観光客をはじめ大勢の通勤、通学客を運び、沿線住民に親しまれていました。

 昭和46年に加南線が廃止され、鉄道馬車時代を含め72年の歴史を閉じるという、大きな出来事がありました。これによって、「しらさぎ」は静岡県の大井川鉄道(株)に引き取られ、その後、平成13年まで現役で活躍していました。銀色の車体と「しらさぎ」の名前は、思い出が多く懐かしい響きがあります。

 このたび、大井川鉄道(株)ほか多くの方々のご厚意によって山中温泉に里帰りし、道の駅での保存が実現しました。関係された方々に心より感謝申し上げます。

 山中町は、平成17年10月1日に加賀市と合併し、郡や町の名前が歴史に埋もれようとしています。歴史の生き証人である「しらさぎ」を保存することによって、子どもたちや観光でこの地を訪れる皆様に山中町の歴史や温泉の歩みを知っていただくことを願うものです。

山中温泉〜大聖寺間 電車の歴史
年号(西暦) 内 容
明治32年(1899) 北陸本線 敦賀〜富山間全通
明治33年(1900) 山中〜大聖寺間の鉄道馬車開通(車両8台、馬12頭)
大正元年(1912) 温泉電軌株式会社設立
大正2年(1913) 北陸本線全通
山中〜河南〜大聖寺間の鉄道馬車が電車になる
大正3年(1914) 河南〜山代〜粟津間に電車が走る
大正11年(1922) 山中〜河南〜大聖寺、河南〜山代〜動橋〜片山津、山代〜粟津〜国鉄粟津の加賀温泉郷電車網ができる
昭和18年(1943) 北陸鉄道株式会社設立、温泉電軌株式会社と合併する
昭和31年(1956) 北陸本線米原〜金沢間電化工事に着手
(日本初の交流電化工事、2万ボルト)
昭和37年(1962) 宇和野〜粟津〜国鉄粟津間の電車廃止
昭和38年(1963) 7月13日「しらさぎ」運転開始
昭和40年(1965) 動橋〜片山津間の電車廃止
昭和44年(1969) 北陸本線前線複線電化される
昭和45年(1970) 北陸本線加賀温泉駅営業開始
昭和46年(1971) 7月10日 北陸鉄道加南線廃止

 

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